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きたがわ翔『刑事(デカ)が一匹…』



◇4巻(続刊中) ◇講談社 ◇ モーニングKC
■『刑事が一匹…』amazonのサイトへ
「刑事(デカ)ってのはまともな人間にできる商売じゃねえ
だが……刑事(デカ)がいなくなったらこの世はおしまいだ」

高円寺大樹は美鳥県警中王署の不良刑事(デカ)。
時に暴走する高円寺を署内では完全に無法者扱いするが、
彼の犯人逮捕への執念は、誰よりも熱く激しい。
ある日、中王署に梶山めい子という女にストーカーされていると訴える
堀アイコという女性がやってくる。
しかし、対応した刑事はアイコを全く相手にしなかった。
何度も彼女の訴えを無視し続けた中央署だったが、遂に事件が起こる。

高円寺の熱血っぷりがすごい。
彼と同じ署で働く東大卒ノンキャリの刑事・三鷹も
「刑事はサラリーマンだ」と高円寺に反発しながらも
高円寺の生き様に感化されていく。
話は刑事物だけあって、とっても濃くて熱い。
まるで桶川ストーカー事件を彷彿させる警察の怠慢っぷりに怒り沸騰。
マンガと知りつつも真剣に激怒してしまった自分が心配。
ストーカー女・梶山めい子があまりに人間離れしていて怖い。
これはあれだ、『座敷女』に似た怖さ。

高円寺のような真っ直ぐな刑事が、各署に一人はいてほしい。

「悪いが俺に組織は通用しねぇ この先ものたれ死ぬまで
俺はただの……刑事(デカ)一匹だ」

キャ~~~~~~~~~~
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山口美由紀『春告小町』



◇全4巻 ◇白泉社 ◇ 花とゆめComics
■『春告小町』amazonのサイトへ

舞台は江戸時代。団子屋の看板娘・お春の長屋に
人の心の声が聞こえるという不思議な力を持つ
正之助という浪人が引っ越してきた。
お侍嫌いのお春だったが、正之助の優しい人柄に次第に惹かれていく。
しかし、正之助は心に深い闇を抱えていて……。
山口美由紀のファンタジー時代劇。
本屋で見かけて「時代劇ものか……」と何となく敬遠してたけど、
試しに1巻を買って読んでみたら結構おもしろかった。

あまりにも深い心の傷を抱えた正之助の重荷にならないように
自分の正之助に対する想いを、一生懸命隠そうとするお春ちゃんがかわいい。
好きな相手が心の声を聞ける人だったら、かなりきついだろうな。
こっちが変なこと考えていても筒抜けだしなー。

そういえば、高校の時の先生でやたら勘が鋭いというか、
人の考えている事を見通す先生がいたのを思い出す。
彼女の子供達は、すぐバレるので嘘をつくことができないと聞いたことがある。
先生によると、良いことはもちろん、悪事を企てていたり、体調が悪かったり、
そういうのがオーラ(気?)として見えるらしい。
う~ん、便利なようだけど、たまらなくつらそうだ。
先生はいつも気分悪そうだったしなー。気の毒。
見られるのもイヤだけど、見る力も欲しいと思わない。
マンガの感想と外れちゃったけど、
山口美由紀のファンタジーは結構楽しめます。

| 女性誌 | 00:00 | comments(1) | trackbacks(0) | TOP↑

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ほしよりこ『きょうの猫村さん』



◇1巻(続刊中) ◇マガジンハウス ◇ ー
■『きょうの猫村さん』amazonのサイトへ

ケーブルインターネットの会員専用サイトで
毎日1コマずつ更新されている人気マンガが単行本化されたもの。
何と主人公は家政婦として働く猫。その名も“猫村ねこ”。
猫なのに二本足で歩き、家事も完璧にこなす。
家政婦として猫村さんが派遣された犬神家は家族がバラバラ、家庭崩壊寸前。
そんな犬神家の救世主となるべく猫村さんは日々頑張っているのです。

本屋で平積みされているのを見て一目惚れして、即お買いあげ。
猫が歌いながらお皿を洗っているのが表紙。しかも、全て鉛筆画。
1ページに2コマしかないし、鉛筆でササッと描かれたような感じなのに
何でしょう? この、妙に動きのある飽きのこない絵柄は。
犬神家の中学生の娘・尾仁子さんのために、
野菜や小魚たっぷりのお手製“ネコムライス”を作るところなんて
思わず涙が出てしまう。私も是非作って頂きたい。

二本足でエプロンして家事をする猫村さんは本当にステキ。
2巻が出るのが待ち遠しい。
猫村さんが皿洗いの時に歌っている唄の続きも気になるなー。

♪ ハァ~ シャボ~ンが~ しみいる~
  子猫のおひげよ~ 泣かないで~
  は~あ は~あ シャボ シャボンが~
  しみいると~ しても~ はぁ~っ ♪

この後はどんな歌詞が続くんだろう?

| 青年誌 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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第2回『いろはにこんぺいと』



◇全2巻 文庫全1巻 ◇集英社
■『いろはにこんぺいと』amazonのサイトへ

チャコは同じアパートに住む幼なじみの達ちゃんに、小さい頃から恋をしている。
しかし、チャコは自分の気持ちに素直になれず、高2で同じクラスになるものの
達ちゃんとの関係は他人行儀で冷ややかなままだった。
ところが、チャコの親友(遼子)が達ちゃんと付き合い始めたのをきっかけに
チャコと達ちゃんとの関係が少しずつ変わり始める。
チャコの十年越しの恋はどうなってしまうのか……。

連載当時リアルタイムで読んでいた私にとって
『いろはにこんぺいと』はとても思い入れがある作品。
達ちゃんのクールさに小学生だった私はかなりドキドキした。
“幼なじみとの恋愛”という響きに本気で憧れていた。
しかし、私には幼なじみの男の子との甘酸っぱい記憶など全然ない。
泣かせた記憶しか残っていないのはなぜ?
もちろん、幼なじみの男子達が成長するにつれイケメンになるという
まるで夢のような話は当然無し。
彼らは大きくなっても彼らのままであった。

私のつまらない子供時代はどうでもいい。話を本題に戻そう。
何と言ってもこの作品で一番魅力的なのは
アパートに住むゲジゲジ眉の女の子・クンちゃん。
クンちゃんの容姿がお世辞にもかわいいとはいえないところがまたいい。
チャコと達の微妙な関係が、クンちゃんを間に挟むことによって
どんどん形を変えていく。クンちゃんがいなければチャコの恋は実らない。

この作品の続編とも言える「こんぺいと・は・あまい」もおすすめ。
小さかったクンちゃんが中学生になり、チャコと達ももちろん登場している。

| くらもちふさこ特集 | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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望月峯太郎『ドラゴンヘッド』



◇全10巻 ◇講談社 ◇ヤンマガKCスペシャル
■『ドラゴンヘッド』amazonのサイトへ

修学旅行生達を乗せた新幹線を突然襲った謎の衝撃。
死体だらけの列車内で奇跡的に生き残ったテル、アコ、ノブオの三人は
土砂で出口が塞がったトンネル内で絶望と恐怖に襲われる。
救助を待つ中、闇の恐怖にノブオは狂気に走っていく。
必死の思いでトンネルから脱出したテルとアコだったが、
外の世界は二人の想像を絶していた……。

1巻目を読んだ時、すごい緊張感で心臓がバクバクした。
何の前触れもなく外と遮断されてしまった世界。恐怖に狂っていく人々。
作者の描くスミベタの黒い世界は不安と恐怖感を煽りっぱなし。
こういうことが現実に起こりうるかもしれないという
恐ろしい妄想にかられてしまう。

う~ん。私は多分生き残れないな。速攻リタイヤだ。
サバイバルなんてできそうもない。無理ですっ。
愚痴を言えば、私には『ドラゴンヘッド』の存在が
最後までよく理解できなかった。私がバカなだけかと思ったら
他のレビューでも私と同じ感想を持っている読者が結構いたから、
作者の意図したものと、読者が感じたものとでは
少しズレがあったのかもしれないな。
ラストも中途半端っぽいし……。
でも、マンガを読んで怖さにゾクっとしたのは、
小さい頃、家の押し入れにあった日野日出志のマンガを読んで以来だな。
(違う意味の怖さだけど。日野さんのはちょっと吐き気系)
怖いモノ見たさにページをめくっては、「ヒッ!」とか言って
閉じたり開いたりしていた。

| 青年誌 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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第1回『いつもポケットにショパン』



◇全4巻 文庫全3巻 ◇集英社
■『いつもポケットにショパン』amazonのサイトへ

突然だけど『くらもちふさこ特集』を作ることにした。
前に『α』の感想でも書いたが、私はくらもちさんの大大ファン。
出版された作品はもちろん全部読んでいる。
くらもちさんの作品が読みたいがために、少ないお小遣いをやりくりして
別マ(別冊マーガレット)を買いに行ったもんだ。
当時、私の故郷・沖縄では、雑誌が発売日よりかなり遅れて
入荷されていたので、学校帰りは本屋に通い詰めだった。
今日出るか、明日出るか、毎日ヤキモキしていた。
何度本土に引越したいと思ったことか(マンガのためだけに)。

シリーズ1回目は、不朽の名作『いつもポケットにショパン』。
1980年に出版。2003年には新装版が出た。
主人公の麻子は有名ピアニストの一人娘。
同じくピアニストの母を持つ、幼なじみの季晋(きしん)と
仲良くピアノのレッスンに通う。
いつも一緒の二人だったが、季晋は音楽留学先のドイツで
列車事故に巻き込まれ音信不通になってしまう。
数年後、二人はピアノを通じて再会を果たすが、
帰国した季晋は麻子にそっけなく、まるで別人のようになっていた……。
麻子と季晋が葛藤しながら、ピアニストとして成長していく感動物。

ピアノの音が本当に聞こえてくる気がするから不思議。
麻子の母親に対する寂しい想い、きしんちゃんの心の壁が
だんだんと溶かされていくラストは感動的。
麻子ママの「麻子はシチューが得意です」は名台詞。
この一言だけで母親の愛情を表現したのがすごい。

| くらもちふさこ特集 | 19:00 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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