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第2回『いろはにこんぺいと』



◇全2巻 文庫全1巻 ◇集英社
■『いろはにこんぺいと』amazonのサイトへ

チャコは同じアパートに住む幼なじみの達ちゃんに、小さい頃から恋をしている。
しかし、チャコは自分の気持ちに素直になれず、高2で同じクラスになるものの
達ちゃんとの関係は他人行儀で冷ややかなままだった。
ところが、チャコの親友(遼子)が達ちゃんと付き合い始めたのをきっかけに
チャコと達ちゃんとの関係が少しずつ変わり始める。
チャコの十年越しの恋はどうなってしまうのか……。

連載当時リアルタイムで読んでいた私にとって
『いろはにこんぺいと』はとても思い入れがある作品。
達ちゃんのクールさに小学生だった私はかなりドキドキした。
“幼なじみとの恋愛”という響きに本気で憧れていた。
しかし、私には幼なじみの男の子との甘酸っぱい記憶など全然ない。
泣かせた記憶しか残っていないのはなぜ?
もちろん、幼なじみの男子達が成長するにつれイケメンになるという
まるで夢のような話は当然無し。
彼らは大きくなっても彼らのままであった。

私のつまらない子供時代はどうでもいい。話を本題に戻そう。
何と言ってもこの作品で一番魅力的なのは
アパートに住むゲジゲジ眉の女の子・クンちゃん。
クンちゃんの容姿がお世辞にもかわいいとはいえないところがまたいい。
チャコと達の微妙な関係が、クンちゃんを間に挟むことによって
どんどん形を変えていく。クンちゃんがいなければチャコの恋は実らない。

この作品の続編とも言える「こんぺいと・は・あまい」もおすすめ。
小さかったクンちゃんが中学生になり、チャコと達ももちろん登場している。

| くらもちふさこ特集 | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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第1回『いつもポケットにショパン』



◇全4巻 文庫全3巻 ◇集英社
■『いつもポケットにショパン』amazonのサイトへ

突然だけど『くらもちふさこ特集』を作ることにした。
前に『α』の感想でも書いたが、私はくらもちさんの大大ファン。
出版された作品はもちろん全部読んでいる。
くらもちさんの作品が読みたいがために、少ないお小遣いをやりくりして
別マ(別冊マーガレット)を買いに行ったもんだ。
当時、私の故郷・沖縄では、雑誌が発売日よりかなり遅れて
入荷されていたので、学校帰りは本屋に通い詰めだった。
今日出るか、明日出るか、毎日ヤキモキしていた。
何度本土に引越したいと思ったことか(マンガのためだけに)。

シリーズ1回目は、不朽の名作『いつもポケットにショパン』。
1980年に出版。2003年には新装版が出た。
主人公の麻子は有名ピアニストの一人娘。
同じくピアニストの母を持つ、幼なじみの季晋(きしん)と
仲良くピアノのレッスンに通う。
いつも一緒の二人だったが、季晋は音楽留学先のドイツで
列車事故に巻き込まれ音信不通になってしまう。
数年後、二人はピアノを通じて再会を果たすが、
帰国した季晋は麻子にそっけなく、まるで別人のようになっていた……。
麻子と季晋が葛藤しながら、ピアニストとして成長していく感動物。

ピアノの音が本当に聞こえてくる気がするから不思議。
麻子の母親に対する寂しい想い、きしんちゃんの心の壁が
だんだんと溶かされていくラストは感動的。
麻子ママの「麻子はシチューが得意です」は名台詞。
この一言だけで母親の愛情を表現したのがすごい。

| くらもちふさこ特集 | 19:00 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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